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和尚さんに学ぶ精進料理(2009.08更新)

 
妙心寺 東林院

みょうしんじ とうりんいん
妙心寺 東林院
約650年前に開創され、日本最大の禅寺として名高い妙心寺。48もの塔頭(たっちゅう)の中で、「沙羅双樹の寺」として有名なのが東林院です。こちらで週2回、本も出版されるほどの腕前を持つ和尚さんによる精進料理教室が開かれています。料理で使われる野菜のほとんどは和尚さんが境内で栽培した新鮮なもので、市販の野菜に比べて濃い味がします。レシピは簡単で自宅で再現できるものばかりなので、普段の生活に取り入れて「感謝」の気持ちを持ちながら食事をしてみませんか。

所在地:京都市右京区花園妙心寺山内
アクセス:JR山陰線「花園」駅より徒歩約8分
電話番号:075-463-1334
開催日:火曜日、金曜日 10:00-13:00(要予約)
料金:3150円(材料、テキスト、和尚手作りの精進料理付)
所要時間:約3時間
予約方法:電話で確認の上、往復はがきで申し込み
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和合茶礼(わごうされい)
和合茶礼(わごうされい)

まずは和尚さんから、調理場の「添菜寮(てんさいりょう)」で、精進料理の心構えとレシピの説明を聞きます。「精進料理とは単に肉や魚を避ける“不殺生”の料理ではありません。野菜や果物であっても感謝の意を表すために食べ物を生かすことが大事なのです。また近場で採れる旬の素材を使うことで、日本の豊かな風土で育まれた味を楽しめますよ」と和尚さん。

調理開始
調理開始

1組3〜4人のチームに分かれます。この日作るメニューは冷やしそうめん、こんにゃくとピーマンの炒め和え、つるむらさきと豆腐の煮びたしの3品。「生姜は皮に一番旨みがあるので、すりおろすときもそのままで」など和尚さんのアドバイスを聞きながら、3品同時に調理していきます。

調理
調理

味つけは至ってシンプル。昆布や干ししいたけの戻し汁をだし汁として使い、あとは淡口しょうゆやみりんを少々使うのみです。「素材を生かしきる」という精進料理の心にそって、薄味で丁寧に調理していきます。「自家栽培の良くも悪くもアクの強い野菜をどう工夫して調理するか、五感を働かせて考え調理する」ことで、命を育む食材の尊さに気づくのだとか。

盛りつけ、整理、配膳
盛りつけ、整理、配膳

和尚さんの「美味しく見えるように好きにやったらいいよ」という言葉を聞きながら、調理した食材を盛りつけていきます。そうめんに、茄子、きゅうり、みょうが、青しそ、生姜とたくさんの具材を彩りよくのせ、冷蔵庫で冷やしていただし汁を注ぎます。でき上がった料理は、書院庭園横の廊下を渡り奥書院に運びます。

昼食会
昼食会

食事の心がけや作法を説いた「食事五観文」を唱え、料理をいただきます。気をつけたいのは「まわりの人たちと同時に食べ終わること」。美しいお庭に見とれてゆっくりしてしまいがちですが、まわりを意識して食事を進めます。「食も修行のうち」という禅の教えがここでも生きています。
昼食会

自分たちで作ったメニューは真ん中の冷やしそうめん、その右隣のつるむらさきと豆腐の煮びたし、そうめんの下のこんにゃくとピーマンの炒め和えです。野菜の炊き合わせやおひたしなどの料理と一緒にいただきます。口中に広がる野菜の旨みに、「野菜ってこんなに甘かったの!?」と参加者の方々から感嘆の声が上がります。

片づけ、分散茶礼(ぶんさんされい)
片づけ、分散茶礼(ぶんさんされい)

食後、協力してみんなで一斉に片づけをします。この頃になると息が合いチームワークも抜群になってきます。片付け後はみんなで温かいお茶をいただきます。これは、物事を始める前後にお茶を飲み、全員の心を1つにするという禅の儀礼。お教室はこの「茶礼」に始まり、終わるのです。
 

体験を終えて・・・

体験を終えて

口にする機会も少ない精進料理を、お寺で料理して食べられるなんて京都ならではの体験だと思います。和尚さんも気さくな方でおもしろかったです。



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