京都在住の私がすすめる「京のまち歩き」

京都を彩る歴史建物を訪ねて、姉小路通さんぽ

京都を彩る歴史建物を訪ねて、姉小路通さんぽ

※掲載した内容は全て取材時点での情報であり、現在の内容と異なる場合があります。

現地スタッフ おすすめポイント
現地スタッフ

歴史的景観を現在も色濃く残す姉小路(あねやこうじ)通。京都の歴史や文化を象徴するような建物が数多く残り、通りの景観を維持・継承することを目的とした試みも行われています。今回はそんな姉小路通の歴史を感じるお店を訪ねます。
参考:「京都を彩る建物や庭園」公式サイト(京都市)

地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅からスタートです!

地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅へのアクセス:JR「京都」駅より地下鉄烏丸線で約5分
モデルコースの所要時間:1時間30

ルート

地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅からスタート!

徒歩約3分(約250m)

1

「亀末廣」

徒歩約1分(約80m)

2

「八百三」

徒歩約4分(約420m)

3

「泉屋市古商店」

徒歩約1分(約50m)

4

「彩雲堂」

威風堂々たる佇まいの御菓子司

威風堂々たる佇まいの御菓子司

かめすえひろ

亀末廣

江戸末期、文化元年(1804)創業の老舗の和菓子店。姉小路通に面して、創業当初からの外観を残す総2階桟瓦葺の主屋と、築100年超の穀物用の蔵が建ち並びます。趣のある看板に掲げられた「御菓子司」とは、江戸時代、とても貴重であった白砂糖を使うことが許された特別な菓子店の称号。かつては料亭へ納める上生菓子を中心に、舶来菓子を扱っていた時代もあったそうですが、現在は見目麗しい干菓子や四季折々の上生菓子、羊羹などをこちらの店頭でのみ購入できます。家訓は「売って喜ぶよりも、買って喜んでいただくこと」。箱を開けた瞬間、心が華やぐような菓子にその心が感じられます。

亀末廣

小さな紙箱入りの干菓子「京のよすが」は、自分のおみやげにもぴったり。※季節により意匠が変わります(写真は秋)

亀末廣

同店で大切に受け継がれてきた木製の干菓子型。職人の手によって生み出される季節感豊かな菓子をぜひ

基本情報
所在地

京都市中京区姉小路烏丸東入地図

アクセス

地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅より徒歩約3分

電話番号

075-221-5110

営業日

月曜日~土曜日 8:30-18:00

休業日

日曜日・祝日

料金

干菓子「京のよすが」紙箱(小)1,100円(税込)

周辺の
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首都圏発静岡発中部発


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見所
「八百三」まで徒歩約1分(約80m)
「八百三」まで徒歩約1分(約80m)

「亀末廣」を後にして、姉小路通を東へすぐ。東洞院通の交差点までの間に、次の目的地である「八百三」があります。


変わらぬ柚味噌の味と広がる愛好家の輪

変わらぬ柚味噌の味と広がる愛好家の輪

やをさん

八百三

虫籠風の窓に格子が美しい「八百三」の外観。同店のルーツは、江戸中期の享保13(1728)年に初代・八幡屋三四郎が青果・乾物業を興し、その後、精進料理(仕出し)を生業としたことに遡ります。精進料理の修業を通じて柚味噌(ゆうみそ)を考案し、以来、精進料理には欠かせない調味料として愛されてきました。やがて京都を代表する名物として人気が高まったことから、昭和以降は柚味噌のみを扱うように。
一子相伝で受け継がれてきた柚味噌に使われる柚子は、柚子発祥の地・水尾(右京区)のもの。香り高い柚子を独自の方法で保管し、都度、白味噌、白砂糖などと共に炊き上げます。ふろふき大根や加茂茄子の田楽にはもちろんのこと、トーストやクリームチーズと合わせても絶妙なおいしさ。近年、海外からも来店される方も増えているそうです。

八百三

建物は幕末・安政5(1858)年築。歴史的建物でもある店内には、北大路魯山人の刻書看板が掲げられています

八百三

コロンと愛らしい柚子を模した陶器入りの柚味噌もあります。食卓を彩る調味料として贈り物にも最適

基本情報
所在地

京都市中京区姉小路通東洞院西入ル地図

アクセス

地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅より徒歩約4分

電話番号

075-221-0318

営業日

月曜日~土曜日 9:00-18:00 ※祝日は10:00-17:00

休業日

日曜日・木曜日

料金

「柚味噌」曲物130g 907円(税込)

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「泉屋市古商店」まで徒歩約4分(約420m)
「泉屋市古商店」まで徒歩約4分(約420m)

「八百三」を後にして、姉小路通を道なりに東へ進みます。通り沿いには雑貨店やレストランもありますが、旅館や住宅が多いことからゆったりと落ち着いた雰囲気です。


歴史感じる2つの看板が誘う銘酒の館

歴史感じる2つの看板が誘う銘酒の館

いずみやいちこしょうてん

泉屋市古商店

歴史感じる2つの木製看板が目印の「泉屋市古商店」。昭和12(1937)年創業で、現在は京都・滋賀の地酒を中心に、味噌や酒肴、調味料などを扱います。看板右の「盛田合資会社」とは、ソニーの盛田昭夫氏の生家である造り酒屋(現・盛田株式会社)のことで、左の「山泉」は盛田株式会社の登録商標です。この看板は愛知県出身で盛田合資会社に勤めていた初代・市古了氏が、京都での独立に際して贈られたもの。戦後、現在の姉小路通に店を構え、3代に渡り大切に受け継がれてきました。
地酒に力を注ぎ始めたのは2代目から。界隈の旅館や料理店からの要望もあり、日夜うまい酒の目利きに余念がありません。京都の山間部で丁寧な酒造りを続ける「羽田酒造」をはじめ、店主厳選の銘酒が揃います。

泉屋市古商店

京の日本酒も多数取り扱います。写真の他にも「丹波ワイン」やクラフトジンの「季の美」などの地酒が充実

泉屋市古商店

京都のご当地ソースとえいば「ツバメソース」。野菜のうま味が凝縮し、酸味のきいた味わい

基本情報
所在地

京都市中京区姉小路通富小路東入姉大東町559地図

アクセス

地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅より徒歩約10分

電話番号

075-221-1332

URL

https://www.facebook.com/izumiyaichiko/

営業日

月曜日~土曜日 9:00-21:00

休業日

日曜日・祝日

料金

「羽田酒造 純米酒 北山の郷」1800ml 2,350円(税別)、「ツバメソース(ゴールド)」500ml 395円(税別)

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「彩雲堂」まで徒歩約1分(約50m)
「彩雲堂」まで徒歩約1分(約50m)

「泉屋市古商店」を後にして東へ。日本を代表する名旅館が建ち並ぶ麩屋町通(写真)を越えると、趣がある「彩雲堂」の木製看板が見えてきます。


豊かな色彩で日本画を支える色の老舗

豊かな色彩で日本画を支える色の老舗

さいうんどう

彩雲堂

明治初期創業、京絵具の専門店。富岡鉄斎の書による「彩雲堂」の木製看板をはじめ、虫籠窓や格子窓など明治期の建物の趣を今に伝える、姉小路界隈の景観を支える貴重な存在です。建物の東部は店の間と画材製造の作業場となっており、分銅を使って販売する光景は薬の処方にも似た雰囲気。
同店は "顔彩の元祖"でもあり、他にも「水干絵の具」や「岩絵の具」など、その豊かな色合いが日本画の発展に大きな影響を与えました。時代に応じて変わる色の好みを捉え、現在扱う色数は顔彩50色、水干絵の具105色、岩絵の具900色にも及びます。長年培われた伝統の技と職人の腕、そして優れた画家たちの目によって今なお日本画独特の色世界を生み出しています。

彩雲堂

鮮やかな色彩に目を奪われる同店の「水干絵の具」。水性顔料を水練りして板状に乾燥させたもので、膠(にかわ)で溶いて使います

彩雲堂

店内に飾られる富岡鉄斎の墨跡は、流麗な筆致が印象的。京都画壇など多くの画家たちを支えてきました

基本情報
所在地

京都市中京区姉小路通麩屋町東入姉大東町552地図

アクセス

地下鉄東西線「京都市役所前」駅より徒歩約5分

電話番号

075-221-2464

営業日

月曜日〜火曜日、木曜日~日曜日9:30-18:00

休業日

水曜日

料金

「特製顔彩」500円(税別)〜

周辺の
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首都圏発静岡発中部発


お疲れ様でした

お疲れ様でした

「彩雲堂」を後にして東へ向かうと、すぐに寺町専門店会商店街のアーケードが見えてきます。界隈には「法華宗大本山 本能寺」やぬいぐるみの地蔵が愛らしい「矢田寺」などがあるので立ち寄ってみては。


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