社長メッセージ

東海道新幹線を中心に美しい日本の旅を創造する

成長する新幹線キャリアエージェント

 日本の観光産業は、国策で地方創生や成長産業の柱と位置付けられ、東京オリンピック・パラリンピック開催の2020年に訪日外国人旅行者4,000万人という目標も示されるなど多くの期待を集めています。しかし、その担い手である旅行業界は競争が激しく、得意分野や強みを持ち、お客様に選ばれる会社だけが生き残れる厳しい世界です。ここでは、そのような業界におけるJR東海ツアーズの未来についてお話しします。

 東海道新幹線沿線は、日本の人口・GDPの約6割が集中するエリアであり、世界遺産などの多い訪日旅行のゴールデンルートでもあります。弊社は、JR東海のキャリアエージェント(*1)として、この巨大な旅行マーケットを舞台に沿線地域の観光振興に長年取り組んできました。その結果、独自の特別企画など競争力の強い旅行商品を造成できるようになり、東海道新幹線を中心とするパッケージツアー(*2)の企画・販売実績でNo1を続けていることが最大の強みです。また、JR東海とJTBの共同出資会社なので、多様な場面で連携・協力がとれることも強みとなっています。

 弊社のパッケージツアーブランド「ぷらっと」のご利用人員は、のぞみ号中心のダイヤに変わった東海道新幹線品川駅開業時(2003年度)には43万人でした。その後、旅行企画の充実とインターネット通販の急増などによって、2015年度は約5倍の202万人となるなど成長を続けています。訪日旅行分野では、英語版のインターネット旅行予約サイトや訪日旅行取扱会社との提携などにより、ボリュームは小さいものの取扱いは近年急増しています。

 *1:運輸機関(キャリア)系の旅行会社のこと 例えば、ジャルパックは日本航空のキャリアエージェント
 *2:鉄道・航空などの運輸機関(新幹線)と宿泊・観光施設などをセットした旅行商品(募集型企画旅行)のこと

未来に対応する多様な事業展開

 弊社は、「そうだ 京都、行こう。」などJR東海の観光キャンペーンとタイアップして、鉄道沿線の観光開発に一貫して取り組み、地域創生に貢献してきました。その結果、京都・奈良・伊勢・飛騨高山など日本の伝統文化を代表する地域はもちろん、東京・大阪・名古屋など大都市の魅力発信にも成果をあげ、「ぷらっと」は年間202万人のブランドに育ちました。この観光開発・旅行企画仕入を担うのが、国内旅行企画部門です。

 弊社の店舗網はJR東海の駅旅行センターが母体となっているため、首都圏・関西圏に店舗が少ないことが創業以来の課題でした。そこで、お客様に直接販売できる新幹線パッケージツアー(ぷらっと)のインターネット通販を、他社に先駆けて2006年に開始しました。これが原動力となって、「ぷらっと」は急成長を遂げ、通信販売部門は全販売人員の約6割を占める主力に成長しました。
 また、店舗は、東京駅・名古屋駅などお客様の多い東海道新幹線等の駅内にあります。しかし、立地の良さに頼るのではなく、国内・海外の多様な旅行を馴染みのお得意様に電話セールスするといったリアル店舗の強みを活かせる営業にシフトしています。その一方で、インターネット通販で購入した旅行クーポンの受け渡し場所として、バーチャルとリアルの融合拠点になっているのが店舗販売部門です。なお、自社店舗の無いエリアでは、提携販売部門(他の旅行会社に「ぷらっと」を売っていただくこと)が活動しています。
 JR東海は、リニア・新幹線技術の海外輸出、リニア中央新幹線の建設など未来に向けて活動する一方で大きな企業集団を形成しています。このJR東海グループだけでなく一般法人などからの旅行需要にも応えて活躍しているのが法人営業部門です。

 弊社は、東海道新幹線を中心とした旅行企画と通信販売・店舗販売・提携販売そして法人営業の各事業部門が緊密に連携し、お客様に最もふさわしい旅行サービスを総合的にご提供できるようになっています。社内に多様な事業を抱えているという事は、変化の激しい未来において柔軟な対応を可能にすると同時に、弊社に就職される皆さんは、ご自分に適した職種や成長を感じられる部署(*3)がきっと見つかるのではないかと思います。

 *3:経営企画・システム開発、総務人事、財務、営業企画・CS推進など管理系の本社業務もあります(最初の配属先とはなりません) 詳しくは会社組織図をご覧ください。

チャレンジが切り拓く未来

 旅行業界は競争が激しいだけでなく、様々な外部からの影響を受けやすく、弊社も例外ではありません。特に、ゴールデンルートにおいて訪日旅客急増に伴う「ぷらっと」宿泊在庫の不足・価格上昇の影響は大きく、競争も激化しています。その抜本的解決のため、弊社では「ぷらっと」の企画・仕入・販売それぞれに強みを発揮できるWEB中心の大規模システム開発に着手しました。このシステム開発と社員のチャレンジによる成長などによって、経営理念の「最高の商品と最高のサービス」を実現させ、近未来の東海道新幹線旅行マーケット(2020年想定)において圧倒的優位を確立したいと考えています。

 一方、弊社固有の課題として、創業時から長年勤務しているJR東海の出向社員(支店長クラス)が間もなく大量に定年退職を迎えます。そのため、支店長資格を持つプロパー社員の養成が急務になっていましたが、支店長以下オールプロパー社員の支店がJRゲートタワー(今年春開業の名古屋駅超高層ビル)に誕生するなど未来の姿が見えてきました。
 また、多様な考え・立場の社員が居る中で、経営理念の「常にお客様の立場に立って、主体的に考え行動する」という理想像を実現させなければ会社の発展はありません。 そのため、これまでの教育・研修に加えコーチングを活用した「変わる取組み」を行い、保守的になりがちな企業風土の改革にチャレンジしています。さらに、このチャレンジ取組みの中からダイバーシティ活動が自主的に始まったのは、嬉しい驚きでした(経営理念・ダイバーシティ等に関心のある方は、専門誌トラベルジャーナル2月号講演採録記事をご覧ください。本誌は総務人事部人事課・各支店に用意しております)。

ぜひJR東海ツアーズにチャレンジを!

 弊社は、リーマンショック、東日本大震災などこれまで幾多の厳しい状況に直面しました。しかし、その都度ピンチはチャンスと考えて、旺盛なチャレンジスピリットで試練を乗り越え、大きな成長を遂げてきました。今後においても、会社の発展と社員・家族の幸せを実現するためには一層のチャレンジによる成長が欠かせません。

 社員の成長がJR東海ツアーズの成長を創り出し、未来を創造していくのですから、意欲のある人材が最も大切と考えています。そのため旅行が好きで接客業務に向いているというだけでなく、チャレンジ精神にあふれ、困難な状況においても自ら考え行動できる人材を求めます。

 2016年レジャー白書によると、日本人の余暇活動の参加人員は国内旅行が5年連続第1位です。「旅行」を仕事にすることは、お客様に喜んでいただいたうえに、自分自身も満足を得られる最良の選択だと思います。「旅行」を生涯の仕事にしたいとお考えの方、ぜひJR東海ツアーズに挑戦してください。ご一緒に仕事が出来る日を楽しみにしております。

(文中の会社名等敬称略、2017年2月記述)

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