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日下部民芸館


高山で長く続いた商家「日下部家」
歴史を感じさせる展示品は、ひとつひとつが大切に使われ、受け継がれてきたものばかり。

日下部民芸館天領時代、日下部家は幕府(代官所)の御用商人として栄えた商家で、屋号を「谷屋」といいました。
嘉永5年には、役所の御用金を用立てする掛屋〈かけや〉をつとめ、後には両替屋を営みました。

当時の邸宅は明治8年の大火で類焼、
その4年後の明治12年(1879)に完成したのが、現在の建物です。

木の国飛騨の人々は元来建築技術に優れており、「飛騨の匠」と称されております。
その「飛騨の匠」は現在に至るまで数多くのすばらしい建築物を生み出してきました。

当家の棟梁〈とうりょう〉は当時の名工、川尻治助、
彼は自己の技量をこの家に傾注し、江戸時代の建築様式そのままの見事な住宅を造り上げたのです。

主家〈おもや〉は、切妻造り段違い二階建て、一部吹き抜けの総桧〈ひのき〉造り。
梁〈はり〉と束柱〈つかばしら〉の木組みの力強い構成、屋根の勾配〈こうばい〉はゆるく、軒〈のき〉の出は深い。

また家の正面表構えの出格子〈こうし〉、入格子、窓切りの変化、ベンガラに煤〈すす〉をまぜて、焦〈こげ〉茶色に塗った木部の仕上げ等、江戸時代高山の町家造りの特色を留めております。
他に土蔵二棟があります。

みどころ
古磁器をはじめとする各種民芸品の展示はもとより、日下部家9代の花嫁が嫁いでくる際に使用された「花嫁籠」や、
そしてその花嫁さんが着用した、深い紺色が美しい「花嫁衣裳」、
また、江戸の当時300両もの費用をかけて作られ、日下部民芸館一番の見どころともいわれる大変きらびやかな「仏壇」など、
様々に歴史を感じさせる品々を観ることができます。
また、「日下部民芸館」の建物自体も、大変趣のある重厚な造りであり、
入館してすぐ、3階までの吹き抜けに見える7間半(約13m)の1本の赤松で貫き通されたスケールの大きな梁や、
台所に設えられた囲炉裏など、当時の生活を伺える見どころがたくさんあります。
基本情報
施設名

日下部民芸館

アクセス
岐阜県高山市大新町1-52
TEL:0577-32-0072
JR高山駅より徒歩約15分
入館料
大人 500円
高校生 500円
小・中学生 300円
 *幼児は無料です。
開館時間
3月〜11月 9:00〜 16:30
12月〜2月 9:00〜 16:00
休館日
3月〜11月 無休
12月〜2月 毎週火曜日
 *年末年始は開館しております。
   12月29日〜1月3日は9:00〜15:00の営業時間です。
公式HP
http://www.kusakabe-mingeikan.com/index.html(外部サイトへリンク)

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掲載日:2016/03/25



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