二十四節気を旅する 立秋

二十四節気を旅する 立秋

立秋は「秋立つ」という意味。暦の上では秋が始まり、夏の便りも、立秋を境に暑中見舞いから残暑見舞いへ。秋の蝉、ヒグラシがカナカナと秋の訪れを告げます。まだまだ蒸し暑い日が続きますが、時折ふっと涼しい風が吹くことも。京都の夜空に灯る五山送り火、信州長野の果物狩り、ひんやり涼しい鍾乳洞などで、過ぎゆく夏に思いを馳せながら、ほんのり「秋」を感じてみましょう。

立秋

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美しい火を灯し送る夏。京都×お盆

大文字の送り火 イメージ大文字の送り火 イメージ

お盆は、先祖の霊をお迎えして、供養する行事です。
8月13日の盆の入りに家の前で迎え火を焚き、お盆が終わる15日または16日には、先祖が戻るための送り火を焚きます。
地方によっては、町全体で送り火を焚くところもあります。京都の「五山送り火」はその一つです。
京都市街をぐるりと囲む5つの山に「大文字」、「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」をかたどった火を灯し、先祖の霊を送る五山送り火。

「法」の字の送り火 イメージ「法」の字の送り火 イメージ

室町時代から行われていると言われる五山送り火。燃え続ける時間は約30分です。
まず20時頃になると、東山如意ヶ嶽に「大文字」が灯されます。
その5分後、松ヶ崎西山・東山に「妙」「法」、5分後に西賀茂船山に船形の火が、そして大北山にも「大」の字の火が入ります。
この大の字は、東山如意ヶ嶽に対して左にあることから「左大文字」と呼ばれます。
最後に北嵯峨曼荼羅山に「鳥居形」の火が入り、五山のすべてに火が灯ります。

鳥居形の送り火 イメージ鳥居形の送り火 イメージ

五山送り火がよく見える場所はたくさんあります。船岡山は鳥居形以外の5つの火が見えるスポットのひとつで、多くの人が訪れます。
鳥居形を間近で見たい場合は、清凉寺の北側がおすすめです。大文字を見たい場合は今出川大橋。今出川通りの鴨川三角州にかかる橋です。
また松ヶ崎浄水場の近くにある高野川堤防からは、正面に妙・法の文字、南東に大文字が見えます。
火は21時前には消え、人々は去りゆく夏を惜しみながらその火を送ります。
街のネオンが一斉に消え、火が夜の街を彩る壮大な五山送り火。ぜひ一度は見てみたい光景です。 ※新型コロナウイルス感染症の状況により、行事に変更等がある場合がございます。

大文字の送り火 イメージ大文字の送り火 イメージ 「法」の字の送り火 イメージ「法」の字の送り火 イメージ 鳥居形の送り火 イメージ鳥居形の送り火 イメージ

お盆は、先祖の霊をお迎えして、供養する行事です。
8月13日の盆の入りに家の前で迎え火を焚き、お盆が終わる15日または16日には、先祖が戻るための送り火を焚きます。
地方によっては、町全体で送り火を焚くところもあります。京都の「五山送り火」はその一つです。
京都市街をぐるりと囲む5つの山に「大文字」、「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」をかたどった火を灯し、先祖の霊を送る五山送り火。
室町時代から行われていると言われる五山送り火。燃え続ける時間は約30分です。
まず20時頃になると、東山如意ヶ嶽に「大文字」が灯されます。
その5分後、松ヶ崎西山・東山に「妙」「法」、5分後に西賀茂船山に船形の火が、そして大北山にも「大」の字の火が入ります。
この大の字は、東山如意ヶ嶽に対して左にあることから「左大文字」と呼ばれます。
最後に北嵯峨曼荼羅山に「鳥居形」の火が入り、五山のすべてに火が灯ります。
五山送り火がよく見える場所はたくさんあります。船岡山は鳥居形以外の5つの火が見えるスポットのひとつで、多くの人が訪れます。
鳥居形を間近で見たい場合は、清凉寺の北側がおすすめです。大文字を見たい場合は今出川大橋。今出川通りの鴨川三角州にかかる橋です。
また松ヶ崎浄水場の近くにある高野川堤防からは、正面に妙・法の文字、南東に大文字が見えます。
火は21時前には消え、人々は去りゆく夏を惜しみながらその火を送ります。
街のネオンが一斉に消え、火が夜の街を彩る壮大な五山送り火。ぜひ一度は見てみたい光景です。 ※新型コロナウイルス感染症の状況により、行事に変更等がある場合がございます。

果物狩りと秘境駅を楽しむ。長野×果物

シナノリップ(8月頃)イメージ 写真提供:長野県農政部シナノリップ(8月頃)イメージ 写真提供:長野県農政部

この時期のお出かけとして、ぜひおすすめしたいのが果物狩りです。
果物狩りは、春や秋のイメージが強いかもしれません。でもこの季節にしか味わえない果物もたくさんあります。

果樹園の桃(8月頃)イメージ果樹園の桃(8月頃)イメージ

例えば、長野県の梨や桃は、この時期が旬。梨は石細胞というものを持っているため、独特の歯ざわりがあります。この石細胞が、食物繊維としての機能を果たしおり、整腸作用や便秘予防が期待できます。
桃は、その甘さから高カロリーのイメージがありますが、実は1個あたり約100キロカロリーと、意外と低カロリーの果物です。血中のコレステロールの上昇を抑えるペクチン、血圧を下げる働きをするカリウムなどが含まれており、生活習慣病を予防してくれる果物です。
また、林檎の早生種は、8月下旬から9月上旬が旬です。早生種の林檎には「つがる」、「さんさ」、そして長野県で生まれた「シナノリップ」などがあります。
栄養が豊富で長寿・医者いらずの果物と言われている林檎。できれば現地で皮ごとシャリッといただきたいですね。

飯田線小和田駅(8月頃)イメージ飯田線小和田駅(8月頃)イメージ

そんな旬の果物をたっぷり味わえる、果物狩りスポットが多いのが、JR飯田線。愛知県豊橋市の豊橋駅から、長野県の辰野駅までの、全長約195kmのローカル線です。「人里を離れ、非日常感を味わえる」と鉄道ファンに人気の秘境駅が多いことから、毎年4月頃と11月頃には、秘境駅をめぐる観光列車「飯田線秘境駅号」が運転されています。こちらは、日本の魅力を世界に伝える「COOL JAPAN AWARD 2019 」に選ばれました。秘境駅の中でも特に人気なのが、断崖絶壁にある田本駅や、ひなびた雰囲気が人気の小和田駅です。小和田駅は、天皇陛下と皇后雅子様の成婚のときに、同じ苗字ということもあり、縁結びの場所として話題になった駅でもあります。
ぜひご家族や仲間たちと、ひと味もふた味も違う飯田線の旅をしてみませんか。

この時期のお出かけとして、ぜひおすすめしたいのが果物狩りです。
果物狩りは、春や秋のイメージが強いかもしれません。でもこの季節にしか味わえない果物もたくさんあります。
例えば、長野県の梨や桃は、この時期が旬。梨は石細胞というものを持っているため、独特の歯ざわりがあります。この石細胞が、食物繊維としての機能を果たしおり、整腸作用や便秘予防が期待できます。
桃は、その甘さから高カロリーのイメージがありますが、実は1個あたり約100キロカロリーと、意外と低カロリーの果物です。血中のコレステロールの上昇を抑えるペクチン、血圧を下げる働きをするカリウムなどが含まれており、生活習慣病を予防してくれる果物です。
また、林檎の早生種は、8月下旬から9月上旬が旬です。早生種の林檎には「つがる」、「さんさ」、そして長野県で生まれた「シナノリップ」などがあります。
栄養が豊富で長寿・医者いらずの果物と言われている林檎。できれば現地で皮ごとシャリッといただきたいですね。
そんな旬の果物をたっぷり味わえる、果物狩りスポットが多いのが、JR飯田線。愛知県豊橋市の豊橋駅から、長野県の辰野駅までの、全長約195kmのローカル線です。「人里を離れ、非日常感を味わえる」と鉄道ファンに人気の秘境駅が多いことから、毎年4月頃と11月頃には、秘境駅をめぐる観光列車「飯田線秘境駅号」が運転されています。こちらは、日本の魅力を世界に伝える「COOL JAPAN AWARD 2019 」に選ばれました。秘境駅の中でも特に人気なのが、断崖絶壁にある田本駅や、ひなびた雰囲気が人気の小和田駅です。小和田駅は、天皇陛下と皇后雅子様の成婚のときに、同じ苗字ということもあり、縁結びの場所として話題になった駅でもあります。
ぜひご家族や仲間たちと、ひと味もふた味も違う飯田線の旅をしてみませんか。

シナノリップ(8月頃)イメージ 写真提供:長野県農政部シナノリップ(8月頃)イメージ 写真提供:長野県農政部 果樹園の桃(8月頃)イメージ果樹園の桃(8月頃)イメージ 飯田線小和田駅(8月頃)イメージ飯田線小和田駅(8月頃)イメージ

ひんやり涼しい鍾乳洞へ。全国×鍾乳洞

日原鍾乳洞 イメージ日原鍾乳洞 イメージ

まだまだ残暑が厳しいこの時期、涼しいところにお出かけしたいなら、鍾乳洞はいかがでしょうか。
東京・奥多摩にある日原(にっぱら)鍾乳洞は、洞内年中約11℃と、とても涼しい場所です。
関東でも随一の広さを誇る日原鍾乳洞。内部は色とりどりにライトアップされ、非日常感たっぷりの別世界。水の滴る音を使った水琴窟(すいきんくつ)には、透明感ある涼しげな音色が響き渡ります。

竜ヶ岩洞 イメージ竜ヶ岩洞 イメージ

また、静岡県にある竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は、東海地方最大の鍾乳洞。こちらも夏は約18℃です。
鳳凰が翼を広げたような形の「鳳凰の間」、「マリア観音」。そして落差約30mの「黄金の滝」など、見どころは何と50箇所以上にのぼります。

面不動鍾乳洞 イメージ面不動鍾乳洞 イメージ

最後に紹介するのは、奈良県天川村にある鍾乳洞、面不動鍾乳洞です。鍾乳洞内の平均気温は約8℃で、ここでは「ストロー鍾乳管」というストロー状になった貴重な鍾乳石を見ることができます。淡く照らされた光の中に浮かぶ鍾乳石が神秘的な遺跡を思わせます。また、この鍾乳洞以外にも五代松(ごよまつ)鍾乳洞という鍾乳洞が存在しており、どちらも奈良県の天然記念物に指定されています。
鍾乳洞には足場の悪い箇所もあるため、動きやすい服装で行くのがおすすめ。気の遠くなるような長い時間をかけて作られた鍾乳洞。夏の終わりに、幻想的な鍾乳洞で太古のロマンを感じてみませんか。

日原鍾乳洞 イメージ日原鍾乳洞 イメージ 竜ヶ岩洞 イメージ竜ヶ岩洞 イメージ 面不動鍾乳洞 イメージ面不動鍾乳洞 イメージ

まだまだ残暑が厳しいこの時期、涼しいところにお出かけしたいなら、鍾乳洞はいかがでしょうか。
東京・奥多摩にある日原(にっぱら)鍾乳洞は、洞内年中約11℃と、とても涼しい場所です。
関東でも随一の広さを誇る日原鍾乳洞。内部は色とりどりにライトアップされ、非日常感たっぷりの別世界。水の滴る音を使った水琴窟(すいきんくつ)には、透明感ある涼しげな音色が響き渡ります。
また、静岡県にある竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は、東海地方最大の鍾乳洞。こちらも夏は約18℃です。
鳳凰が翼を広げたような形の「鳳凰の間」、「マリア観音」。そして落差約30mの「黄金の滝」など、見どころは何と50箇所以上にのぼります。
最後に紹介するのは、奈良県天川村にある鍾乳洞、面不動鍾乳洞です。鍾乳洞内の平均気温は約8℃で、ここでは「ストロー鍾乳管」というストロー状になった貴重な鍾乳石を見ることができます。淡く照らされた光の中に浮かぶ鍾乳石が神秘的な遺跡を思わせます。また、この鍾乳洞以外にも五代松(ごよまつ)鍾乳洞という鍾乳洞が存在しており、どちらも奈良県の天然記念物に指定されています。
鍾乳洞には足場の悪い箇所もあるため、動きやすい服装で行くのがおすすめ。気の遠くなるような長い時間をかけて作られた鍾乳洞。夏の終わりに、幻想的な鍾乳洞で太古のロマンを感じてみませんか。

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本サイトに掲載のイラスト・画像はすべてイメージです。

公開日:2021年6月22日

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